絵描き

適当にバイトして、何もかも楽しいところだけ、おいしいところだけ重ねていったら、それが理想の形になってたっていうのがいいなと思う。
その結果が、OLでも、ただの主婦でもいいし、キャリアウーマンになれるならそれだっていい。積み重ねたところに結婚があればそれもいいし、なければしなくてもいい」
安藤さんの場合、将来はこうしようという発想ではなく、常に自然にこうなってるといいだろうというぼんやりした発想で頭が展開する。
ある意味では、いかようにもできるという可能性を持ち続けているということなのだ。「小学校のアルバムとかに私はこうなりたいってハッキリ書ける人ってうらやましいなって昔から思っていたんです。
そのころ自分はなんて書いてたんだろうと思って、前に実家に帰ったときに探してみたら、やっぱり将来の夢については何も書いてなくて、絵日記みたいなのを書いてた。

私の場合、漠然と夢があったとしても、夢がかなうまでの過程を考えないし、現実的にそれに向かって動こうとしないんです。小さいころから絵を描くのが好きだったし、
将来的にはアーティストと呼ばれるもので生活していきたいなとは思うんだけど、その手の学校に通うとか、人に会って話を聞くとか、それになるまでのプロセスは考えられない。
それが職業になればいいなとは思うけど、逆に職業になったら自分の思ってる絵描きとはちょっと違っちゃうような気もするし……」

美術の学校に行ったとしても、自分の絵が認められ、画廊に並んだり、画集ができたりするまでには、社会のルートを通過しなければならない。それは彼女がなりたい絵描きの像とは違うのだ。
彼女のいうアーティストというのは、漠然とした表現者といった意味で、たぶん現実には存在しえないような、あるイメージなんじゃないかと思う。
夫婦間で問題が発生したら、このように解決までは精神的にも肉体的にも大変ですので、相性ピッタリの結婚相手を見つけましょう。

出典:
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