相手に合わせた恋愛

「自分のペースを壊されたくないんです。最近、彼ができたんだけど、いっしょに暮らそうとか結婚しようとかつて考えたことないんです。
相手がウチに来るのは別にかまわないけど、私からは外に出ないし、ウチでも何時に起きて、何時にはご飯食べてっていう感覚はぜんぜんない。
昔から、どんなに自分が好きだなって思っても、自分のペースを壊されるなって思ったら、すぐ逃げちゃうんですよ。だから、相手に合わせた恋愛とかってしたことないな」
ポサボサのショートヘアにダボッとしたセーター。口調ものんびりしているので、何があってもきっちりとペースを守り抜くような雰囲気はない。が、意外に頑固なのだと笑う。
きっと、かたくなに自分のやり方を貫くというよりは、人に干渉されることが極端に嫌だということなのだろう。
恋愛と結婚は違うところが多いですので素敵なパートナーをよく見極めましょう。

三人姉妹の末っ子の安藤純子さんが、金融の逼迫している状況では、容易に調達できないという面があります。生まれ育った福岡から東京に出てきたのは十八歳の時。今二十二歳だから四年前になる。二つ上のお姉さんが東京の専門学校に入学するとき、
姉の引っ越しを手伝うということでいっしょに上京。初めは一週間で帰る予定だったが、姉の家に居着いてしまい、いつのまにか東京で生活するようになった。
言ってみれば、身元のハッキリとした家出のようなものだ。

参考:
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夢がある

「絵が好きで、地元の美術系の大学に入学もしました。もちろん、受けるときも受かったときも大学には行くつもりだったし、授業にも何回か出席したんですよ。
でも、姉が東京に行くってことになって、その引っ越しが夏ごろだったんですね。で、それまでの間に、漠然といっしょに行こうかなって思いが出てきて……」
東京で何かをしたかったとか、きっと東京には夢があるといった期待はいっさいなかった。姉が北海道の牧場に行くといえば、北海道でもよかった。
かといって実家にいるのが嫌だったということでもない。ただおもしろそうだから、くっついて行ってみようといった感覚だったという。

「しばらく東京にいたらお金もなくなったし、帰りの飛行機のチケットも買えなくなつちやったんで、お金稼ごうと思ってバイト始めたら、どんどん友だちもできてくるんですよ。
それで楽しくなっちゃって……。身の周りのものしか持ってきてないから、最初は電話して靴を送ってもらったんです。
で、次はあの服とかっていうように、次々と送ってもらったら、だんだん荷物も増えてきて、何も考えずに一’二年経っちゃった。だから、最近実家に帰ると自分のものが何もなくなってるんです」その一つの理由は「会社が女性にとって極めて働きにくいシステム」になっているからです。

コミュニケーションは非常に重要ですので、結婚相手とはコミュニケーションを途切れないよう気を付けましょう。

出典:
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自分のペース

つまり、初めはずっと東京で暮らそうという意思もなかったということだ。大学を受けたときもそうだったという。とりあえず行ってみて、先はそのあと決めようというのが、彼女のペースの一つなのだ。
「小さいころからあんたは変わってるっていうのが母の口癖なんです。昔から、学校でも機嫌が悪いときは友だちとも話さないで自分の世界に入って本読んでたりっていうように、
自分を隠して人に合わせたりしなかったんです。だから、周りが逆にそれを理解してくれて、そういう人だって思ってくれてたみたいで、中学も高校も居心地はよかったです。
今はそれがイジメにつながるのかもしれないけど、田舎だし、当時はそういうのはなかったですね」
ここを読んで理解したら素敵なパートナーを探しましょう。

高校時代も相変わらずマィペースだった。大学に入っても、東京に来ても、環境がどう変わろうと、自分のペースは変わらないという。
「たしかに東京の水にあったといえば、そうなのかもしれない。嫌だったらいつでも帰れるわけだろうから……。こっちで学校に行こうとか、何かやりたいとかは別にないんです。
何か目的を探そうって気持ちもない。たとえばキャリアウーマンの人とかって、こうやって、次にこうやってってキャリアを積みあげて自分を作っていくでしょう。
そういうのってすごいなと思う。あ-いう人は小さいころから人に負けたくないなとか思って生きてたのかなって……。その点、私は気楽な性格だなと思います。

参考:
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絵描き

適当にバイトして、何もかも楽しいところだけ、おいしいところだけ重ねていったら、それが理想の形になってたっていうのがいいなと思う。
その結果が、OLでも、ただの主婦でもいいし、キャリアウーマンになれるならそれだっていい。積み重ねたところに結婚があればそれもいいし、なければしなくてもいい」
安藤さんの場合、将来はこうしようという発想ではなく、常に自然にこうなってるといいだろうというぼんやりした発想で頭が展開する。
ある意味では、いかようにもできるという可能性を持ち続けているということなのだ。「小学校のアルバムとかに私はこうなりたいってハッキリ書ける人ってうらやましいなって昔から思っていたんです。
そのころ自分はなんて書いてたんだろうと思って、前に実家に帰ったときに探してみたら、やっぱり将来の夢については何も書いてなくて、絵日記みたいなのを書いてた。

私の場合、漠然と夢があったとしても、夢がかなうまでの過程を考えないし、現実的にそれに向かって動こうとしないんです。小さいころから絵を描くのが好きだったし、
将来的にはアーティストと呼ばれるもので生活していきたいなとは思うんだけど、その手の学校に通うとか、人に会って話を聞くとか、それになるまでのプロセスは考えられない。
それが職業になればいいなとは思うけど、逆に職業になったら自分の思ってる絵描きとはちょっと違っちゃうような気もするし……」

美術の学校に行ったとしても、自分の絵が認められ、画廊に並んだり、画集ができたりするまでには、社会のルートを通過しなければならない。それは彼女がなりたい絵描きの像とは違うのだ。
彼女のいうアーティストというのは、漠然とした表現者といった意味で、たぶん現実には存在しえないような、あるイメージなんじゃないかと思う。
夫婦間で問題が発生したら、このように解決までは精神的にも肉体的にも大変ですので、相性ピッタリの結婚相手を見つけましょう。

出典:
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結婚という言葉

「これからどうするの?って聞かれることもありますけど、私は自分が快適であれば、フリーターやっててもいい。
今一番楽しい時間が、朝遅く起きて、ニュース見ながら、何も考えずにボーッとしてる時間なんです。その時間帯って、たいていの人は慌ただしくしているんですよね。
私は、アルバイト先が飲食店で夕方から深夜にかけての仕事なので、それまで自由に時間を使えるんです。夜のバイトがやめられないのはそんな時間が欲しいからかもしれない」

何も考えなくていい時間……彼女にとってそれは、自分が日本人であるとか、二十二歳の女性であるとか、フリーターをしているとか、
将来は結婚して家庭を持つとかいった現実のことから遊離できる時間なのだ。「将来への不安はないわけじゃないです。
でも、今、それほどお金のかからない生活だからかもしれないけど、いざとなったら、どんな仕事でもできるって思ってるから。
もっとしっかりしたら、前向きに考えたりするのかもしれないけど、今は結局、自分においしいとこだけ考えてしまう。

来年あたり遊びがてら学校にでも行って、再来年は車の免許でもとろうかなとか思うけど、どうなるか……。ノホホンとしてるんですよ」けれども、昔よりは、結婚という言葉が身近になってきたとはいう。
「田舎は遊ぶところが少ないから、結婚も早いんです。もう二人目の子供が産まれてる同い年の友だちもいる。
自分は気楽に一人でいるけど、みんな結婚していくんだなって、人生の流れの中の一つに、結婚ってものがあるんだなって感覚はみんなと同じように持つようになった。


参考:
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